まだまだ残暑が厳しいこの時期。朝、せっかく頑張ってメイクしても、オフィスに着く頃には汗や皮脂で崩れてしまう……とお悩みの女性も多いのでは?
今回は、そんな夏の化粧崩れの実態や気になる化粧崩れを防ぐ方法について、最新の調査結果を交えながらお伝えします。ご紹介するのは、ドクターシーラボが自社のWeb会員213名を対象に行ったアンケート調査結果です。
■夏の肌悩み1位は「毛穴」、2位は「化粧崩れ」!
まず、女性たちの夏の肌悩みについて質問したところ、1位が「毛穴(黒ずみ、ひらき)」(51%)、2位が「化粧が崩れやすい」(42%)という結果となりました。
1位の「毛穴のひらき」をはじめ、3位の「テカる」や4位の「乾燥」も化粧崩れにつながるため、夏の肌は化粧崩れと切っても切れない関係ということがわかりますね。
■女性たちが化粧崩れを防ぐために行っていることとは?
女性たちを悩ませる夏の化粧崩れ。さぞかし、あれこれ対策を練っているのだろうと思いきや……。「化粧崩れを防ぐために行っていることは?」という質問に対して一番多かった回答は「特になし」。
化粧崩れに悩みつつも、効果的な対策が取れていない女性が多いことが伺えます。
■化粧崩れを防ぐために行っていることベスト5
1位:特になし
2位:パウダーを使用する
3位:化粧水をたっぷり使用する
4位:厚塗りをしない
5位:化粧前に顔を冷やす
2位は「パウダーを使用する」で、「BBクリームを塗った後、ティシュでおさえてから、パウダーを付けています。Tゾーンなど崩れにくいように思います」といった回答も。
それ以外にも、「化粧水をたっぷりとつけ、水分補給を行う」「UVクリーム以外は薄めにしている」などの回答が見られました。
■「平均4時間」で崩れる夏のメイク! 理想と現実に大きなギャップ
さらにこの調査では、気になる“化粧もち”の時間についても質問。どれくらい化粧がもつか尋ねたところ、「平均4.0時間」という結果になりました。朝8時にメイクをしたとして4時間後といえば、ちょうどお昼の12時。朝メイクをすると、お昼休み前に化粧崩れを実感する女性が多いようです。
その一方で、「どのくらい化粧がもったらうれしいですか?」という質問に対しては、「平均7.3時間」という結果に。化粧崩れに関しては理想と現実のギャップが大きく、多くの女性が満足していない現状が浮き彫りになりました。
■皮膚科医に聞く! 化粧崩れしにくい肌をつくる簡単テク3つ
それでは、なるべく化粧崩れしにくい肌をつくるには、どうしたら良いのでしょうか?
シロノクリニックの皮膚科医師・徳永真理先生によると、3つの簡単な方法で化粧崩れが防げるそうです。
(1)肌を冷やす
まず、洗顔した後に“肌を冷やす”こと。毛穴が引き締まり、化粧が崩れにくくなります。冷やしたタオルや、保冷剤をハンカチでくるんだものなどで、肌をこすらないように軽く当てるだけでも効果的です。
(2)収れん化粧水(収れん効果のある化粧水)を使用する
次に、収れん化粧水(収れん効果のある化粧水)で肌を整えましょう。収れん化粧水をコットンにとり、肌を優しくふき取ります。毛穴を引締め、過剰な皮脂分泌を抑えます。いつものスキンケアの前に、ぜひこのひと手間を加えてください。
(3)保湿を怠らない
そして最後は保湿。皮脂が気になるからといって保湿を怠ると、過剰な皮脂分泌につながり、化粧崩れしやすくなってしまいます。さっぱりした使い心地で保湿力の高いゲル状のスキンケア化粧品がおすすめです。
ついつい面倒くさいと思ってしまいがちですが、メイク前にひと工夫することで、化粧もちが断然違ってきます。しっかりと対策を行って、化粧崩れしにくい肌を目指しましょう!
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